ChatGPTは日々進化を続けており、最新バージョンでは以前にはなかった機能が利用できるようになったり、パフォーマンスが向上していたりします。そのため、自分がどのバージョンのChatGPTを使っているかを確認することは、機能を最大限に活用する上で重要です。
本記事では、ChatGPTで利用可能な各モデルの特徴と確認方法について解説します。
目次
ChatGPTのバージョンとは
ChatGPTのバージョンは、厳密には「モデル」と呼ばれます。GPT-3.5-turboやGPT-4といった名前がモデル名です。 バージョンという用語は、同じモデル内での細かいアップデートを指す場合に使用され、一般的にはモデル名で区別されます。
現在ウェブからChatGPTを利用する場合、無料ユーザーはGPT-4oもしくはGPT-4o mini、有料ユーザーはこれに加えてGPT-4、OpenAI o1-preview、OpenAI o1-miniが利用可能です。API経由で利用する場合はこの限りではありません。
各モデルの概要
現在、OpenAIではさまざまなモデルが提供されています。ここでは、Webから利用できるモデルに焦点を当てて紹介しますが、APIを使用することで、さらに多くのモデルが利用可能です。
GPT-4o
GPT-4oは、2024年11月時点でOpenAIの最新のマルチモーダルモデルで、テキスト、画像、音声の入力に対応しています。より強化された自然言語処理能力を持ち、複雑なタスクや創造的な文章生成に優れています。また、画像に関する質問に答えたり、キャプションを生成したりすることができます。無料ユーザにも限定的に開放されています。
GPT-4o mini
GPT-4o miniは、GPT-4oの軽量版で、コスト効率が高いモデルです。テキストと画像の処理が可能で、128kのコンテキストウィンドウを持ち、非常に高速な応答が特徴です。価格も非常にリーズナブルで、開発者向けに設計されています。
GPT-4
複雑な問題を解決する能力があり、自然言語処理の精度が高いです。主にテキストベースのタスクに特化しており、GPT-3.5よりも大幅に改善されています。
OpenAI o1-preview
OpenAI o1-previewは、より高度な推論能力を持つ新しいモデルシリーズです。複雑なタスクを解決するために設計されており、特にプログラミングやデバッグにおいて優れた性能を発揮します。思考時間を増やすことで、より質の高い応答を生成します。
OpenAI o1-mini
OpenAI o1-miniは、o1-previewの軽量版で、コスト効率が高いモデルです。より少ないリソースで動作し、基本的なタスクを迅速に処理することができます。特に、日常的な業務や簡単な質問応答に適しています。
モデルの確認方法
ChatGPTのモデルを確認する方法を、Webブラウザから利用する場合と、API経由で利用する場合に分けて説明します。
Webブラウザ(https://chatgpt.com/)から利用する場合
WebブラウザからChatGPTを利用する場合、どのモデルが使用されるのかを事前に確認する機能はありません。しかし、ChatGPTが生成した回答が、どのモデルで作成されたのかを確認する方法があります。
手順は以下の通りです。
生成された回答の左下にある「モデル切替アイコン」にカーソルを当てると、使用されているモデルが表示されます。

API経由で利用する場合
API経由でChatGPTを利用する場合、モデルはmodelパラメータで指定します。利用可能なモデルはOpenAIの公式サイトに記載されているので、そちらを参照してください。
APIレスポンスにはmodelフィールドが含まれており、実際に使用されているモデルを確認できます。 例えば、gpt-4oを指定すると、レスポンスには以下のようにmodelフィールドが含まれます。
{
"model": "gpt-4o",
// その他のレスポンスデータ
}
modelパラメータを指定しなかった場合、デフォルトのモデルが使用されます。デフォルトモデルはOpenAIのアップデートにより変更される可能性があるため、常に最新情報を確認するようにしましょう。
まとめ
ChatGPTのバージョンを確認する方法は、API利用時とWebブラウザ利用時で異なります。Webブラウザ利用時は、回答生成後にモデル名を確認するか、OpenAIの公式発表を参照しましょう。API利用時は、modelパラメータとレスポンスを活用して、自分がどのバージョンを使用しているかを確認します。最新バージョンを利用することで、ChatGPTの機能を最大限に活用し、より効果的な結果を得られます。